事例紹介

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導入事例・レポート

<シリーズ>プロセスセンター現場での生産改善 ~第3回~ 収支の改善②

2009/03/16

(2)製造見積もり
各ライン長が自分のラインの能率を把握でき、もっと省力化ができる可能性を見つけた時点で次のステップ「製造見積もり」の仕組みを取り入れました。

毎日の製造作業開始前の朝礼でこの表をホワイトボードに書き、社員、主要パートさんで当日の発注を確認しをします。

次に各ライン長が自分のラインの製造終了見積もりを発表し記載します。各ライン長の発表が終わった時点で、作業が遅れるラインに対し、応援人員を出すことをみんなで決めます。それは、最初からの応援と自分のラインのメドがたってからの応援とがあります。

作業終了後、実際の終了時間と実際の生産性を記入し、各ライン長で簡単な反省会を行います。
このホワイトボードをコピーできるもので行うと、そのコピーが「生産日報」にそのまま使えます。 この場合、特記事項欄をもうけ、「特売情報」「原料情報(鮮度、整形、異物、返品等)」「イレギュラー休暇人員名」等、必要と思われる項目を記入できる様にしておきます。

※値付けデータとリンクさせると、kgあたりや金額が加味されます。自分たちの必要とするデータ数値を取ることができます。Kg/h(kg当たり生産性)は年末の大型パックが多い場合の生産能力や終了時間の予測の時に使います。


続く・・・

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