事例紹介

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導入事例・レポート

プロセスセンターで少量多品種生産の効率化を実現

株式会社セントラルフーズ様(横浜工場)

2017/07/27


今回はプロセスセンター立ち上げにあたり、機器の選定や導入をご支援させていただいた、セントラルフーズ様のPC運営の模様をお届けします。

昭和32年(1957年)に創業し「生産から食卓まで」をキャッチフレーズに精肉、ハム・ソーセージ、惣菜の製造・卸・小売業を行っている会社です。その中でも横浜工場は東急ストア様を中心としたスーパーやドラッグストア等のアウトパック※工場です。ピーク時は日産約60,000パック生産します。
今回伺った田村工場長、田原マネージャーは「お店が繁盛するための商品なら何でも作るつもりでいます」と大変熱意を持っている方でした。
※アウトパック:小売店、販売店舗で商品を造ったものをパッケージするのではなく、納入業者にパッケージまでを依頼する方法


売り場が求めるものならば何でも作る。少量多品種であっても。

Q: 商品を作るうえで大事にしていることは何ですか?

田村工場長:「お店が『売ってみたい』『必要だ』という商品なら何でも作る。できるだけ売り場の方々の細かい要望にも応えるよう心掛けています。工場ですので本来は統一した商品を大量に作るほうが都合が良いのですが、それでは売り場に魅力がなくなってしまう。ですから我々の都合を押し付けるのではなく、売り場の要望に応え、お店が繁盛するための商品なら何でも作るつもりでいます。お客様の要望にお応えしていくとどうしても少量多品種を生産せざるを得なくなります。しかしその非効率性を理由に断ることはしたくありません。我々の都合をお店に押し付けるのではなく、我々側で何とか切り盛りをする必要があると考えています。そのためにはやはり機械化が必須です。」


売り場の要望に応えつつ機械化で生産性を高める

田村工場長:「店舗で作っても工場で作っても手で作っていたら生産性は同じですが、機械を使えば生産性は上げられます。また、辛くてきつい仕事を解消するのが機械ですが、丸刃スライサーも体力的にはきつい仕事ですし、ある程度の熟練を必要とする機械です。長年勤めているパートタイマーさんはできても、これから入ってくる人には難しい部分がありました。AtoZは初期のころから導入していますが、生産性が高いうえに商品化に慣れや熟練を必要としないので、入ったばかりのパートタイマーさんでも即戦力になる。大変助かっています。その他AtoXや重量を揃えてくれるリブラ200も大変活躍してくれています。」

平井カンパニーを選ぶ理由

Q: 多くのメーカー、商社がある中、平井カンパニーを選んだ理由とは?

田原マネージャー:「“こういうものを作れる機械はないか”と他のメーカーや商社にも尋ねますが平井カンパニーはレスポンスが早いですね。」

田村工場長:「商社だから様々なメーカーの機械を扱っているし、機械に限らず多種多様なものを販売しています。どんなものでも1社に聞けば済むというのは我々にとっては楽ですね。また我々の代わりとなってメーカーとの間に入って詳細の説明やどの部分をどうしたい等を伝えてくれるので非常に助かります。アフターサービスもメンテナンスチームがいるので対応が他社より早い。我々としては安心です。」

「セントラルフーズだから安心」と思ってもらえるブランドへ

Q: セントラルフーズ様今後の展望は?

田村工場長:「コンビニやドラッグストアでお肉が売っていてもセントラルフーズだから安心して買えるブランドになりたいです。さらにより多くの企業に供給できるアウトパック工場になりたいです。もし将来こういった展開をするためには今の工場では手狭なので第二、第三の工場を作る必要があります。そのときはレイアウト設計やエンジニアリングなどもよろしくお願いします。また今後も平井カンパニーの販売製品とグループ会社ジーピーエスの省力化商品を活かした新しい提案を期待しています。」



「売り場が魅力的になる商品なら何でも作るつもりでいます。そのうえで生産性を高めていく為に機械化は欠かせません。」

株式会社セントラルフーズ 生産統括部 横浜工場 工場長 田村 暢宏 様(写真中央)、マネージャー 田原 正雄 様(写真右)、弊社 横浜営業所長 安本敬一郎(写真左)

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